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幡野広志さん写真展「優しい写真」を銀座に観に行ってきました!
幡野広志さんの写真展「優しい写真」が、銀座のソニーイメージングギャラリーで開催中です。
しかもなんと入場無料!気になっていたので、観に行ってきました。
無料で20点近い作品を見て、人生を考えさせられる素敵な作品展でした。
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展示作品の一部をご紹介
ギャラリー内は写真撮影OK。SNSで拡散してほしいという幡野さんの思いもあるみたいです。
そこで、私が好きだな、と思った作品3つをご紹介したいと思います。
他にも素敵な作品があるので、是非観に行ってくださいね!
作品①バケツで遊ぶ優くん
作品②知らないおじいさんの膝の上に座り、背中が当たらないように固まる優くん
作品③お母さんがこっそり出かけたことに気付いて泣く優くん
どの写真も、幡野さんの直筆のコメントがグッと来ますね…。
写真展の作りについて
スマホで写真を撮ってもらう前提で、照明がデザインされている
実際に写真を撮ってみて気付いたのが、照明のライトアップの仕方。
目で見ていた時は特に気にならなかったのですが、カメラを通してみると、作品がぼわっと浮き上がってくるように、ライトアップされています。
上を見てみると、一作品ごとに一つずつライトがあって、作品を照らしていました。
(※これが写真展のスタンダードだったら、無知ですみません…)
また、写真の作品は正面から浮き上がるようにライトアップされているものが、入口近くにあった挨拶文は左上から斜めにライトアップされていました。
これも非常に繊細なライトアップの仕方で、肉眼では全然気付きませんでした。
こうした細かい感性が、幡野さんの写真にも表れているのかもしれませんね…。
写真から感じたこと
何に焦点に合わせて、何をぼかすのか
私は写真の技術は分かりませんが、「何に焦点を合わせて、何をぼかす(写さない・捨てる)のか」ということを感じました。
優くん・奥様に焦点が当たっていて、他のモノや人には焦点が当たらず、ぼかされている。
そしてまた、焦点の当たった優くんの表情があまりにもくっきりと際立っていて、心にグッと来ました…。
「焦点の取捨選択」は幡野さんの人生そのもの
さらに、その「焦点の取捨選択」こそ、幡野さんの人生そのものなのではないかなぁと思いました。
奥様・息子に人生の焦点を当てて、価値観の合わない周りの人には焦点を当てない。
まさに、幡野さんの写真作品から、人生そのものを感じ取りました。
写真展は11月15日(木)まで開催中です!
こんなに素敵な作品が無料で見られるのに、行かないのは本当にもったいないです。
常に人がいてまぎれるので、フラッと入って目立って恥ずかしい思いをすることもないです。
気になっている人は、是非行ってみてください!
開催情報はこちらからご覧ください。
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