田村ゆかりの「Traveling with a sheep」はあんまり気付かれてないけど、めっちゃいい曲!

※アイキャッチ画像はpixivよりモさん(ID:293394)のイラスト(ID:69270923)をお借りしています。

田村ゆかり「Traveling with a sheep」

「Traveling with a sheep」は、ゆかりんのコナミ・キングレコード時代9枚目のシングルである「Spiritual Garden」に収録されたカップリング曲です。

タイトルや歌詞を見ると一見ファンシーでメルヘン系の曲のように感じますが、

実際に聞いてみると、むしろエネルギッシュだったり、魔性な感じを受けるというギャップがあって、凄く良い曲です!

 

ただ、2015年に行われたライブの「LOVE♡LIVE 2015 Spring *Sunny Side Lily*」(通称SSL)では、

イマイチぽか~んとしているお客さんも多く、『この曲の魅力、あんまり知られてないんだなぁ…』とも感じました。

 

9thシングル「Spiritual Garden」

「Spiritual garden」の画像検索結果

「Spiritual Garden」は2005年10月26日発売のコナミ9thシングルです。

1.Spiritual Garden

2.Cutie Cutie

3.Traveling with a sheep

という3曲で構成されています。

 

「Spiritual Garden」は、『魔法少女リリカルなのはA’s』のエンディングテーマに使われていました。

(※ちなみにオープニング曲は水樹奈々さんの「ETERNAL BLAZE」でした)

バラードよりのミドルチューン曲で、ライブでもしっとり歌われています。

アルバム「銀の旋律、記憶の水音。」や、ベストアルバムである「Sincerely Dears…」にも再録されています。

 

「Cutie Cutie」は、アップテンポ曲です。

シングル発売直後に開催されたライブが「田村ゆかり *Cutie♥Cutie Concert* 2005」という名前で、ライブタイトルにも使われるほどのライブ終盤のアップテンポ定番曲となっています。

アップテンポ曲の中では珍しく、コールや口上も少ない(歌詞を言うくらい)ですが。

 

その中で、「Traveling with a sheep」は、ライブでもほとんど歌われることがなく、分かりやすいアップテンポ曲ではないため、

なかなか知名度が低く、魅力が埋もれてしまっている一曲です。

 

この魅力を知らないのは、もったいないな~と思います。

なんせ、ゆかりんが一番好きで得意なのが、ミドルチューン曲ですからね。

 

ラジオ「いたずら黒うさぎ」のエンディング曲にも使われていた

「Traveling with a sheep」は、ラジオ「いたずら黒うさぎ」のエンディング曲に使われていました。2005年10月~2006年4月です。

ちなみにこの曲の前は「君をつれて」、この曲の後は「優しい夜に。」でした。

 

「君をつれて」はアコギのイントロ、「優しい夜に。」はコーラスのイントロで、寂し気な雰囲気でエンディングに入っていた記憶がありましたが、

「Traveling with a sheep」は、「きらら時間旅行」や「薔薇のロマンセ 月のセレーネ」のような、異国情緒漂う雰囲気を感じていました。(「上海夜曲」とはまた違う異国情緒ですが)

 

エンディングですが、番組が終わっていく寂しさを感じるというよりも、そのまま夢の中に連れていかれるような気持ちで聞いていたことを覚えています。

 

歌詞・イントロはメルヘン系でも、歌い方・歌声はエネルギッシュで、気を抜くと振り落とされそう

「Traveling with a sheep」は作詞がUCIOさん、作曲が柘植敏道さんです。

UCIOさんは「POWDER RAINBOW」も作詞をされています。

柘植敏道さんは「I DO 愛」や「月のメロディー」、「POWDER RAINBOW」、「Kiss away~幻の森~」も作曲されています。

 

「POWDER RAINBOW」も歌詞・歌い方ともにメルヘン系です。

歌い方は伸びやかな感じですし、サビで少し強い曲調に変わるくらいで、全体的に甘い雰囲気があります。

(※私が大好きな「I DO 愛」もサビで急加速する曲調なので、柘植さんはそういう楽曲が得意なのかもしれないですね)

 

しかし、「Traveling with a sheep」は曲のタイトル・歌詞がメルヘン系であるのに対して、

曲調はまさに歌詞の通り『子羊に乗って見下ろす太平洋』のように、ふわふわと浮かぶ不思議な感覚で、

一方でまた、歌い方はめちゃくちゃエネルギッシュに、声色も乱高下しています。

 

ふわふわと子羊に乗りながら、その高度変化で振り落とされそうになります。

 

歌詞全編はこちら

 

気になる歌詞をピックアップ!(網掛け部は歌詞より引用)

子羊に乗って見下ろす太平洋 black holeみたい 月と鯨が踊っている

つま先をくすぐる子羊の毛糸を絡ませて眠っても 夜風が耳たぶに噛み付いた

1番のAメロのところです。

どうですか。めちゃくちゃメルヘンチックな歌詞です。

 

「夜風が耳たぶに噛み付く」という言葉は凄く綺麗で、独特の表現で面白いですね。

ちなみに、この歌詞の「耳たぶ」は、他の曲でも出てくるキーワードで、「fantasia」では『耳たぶに光る琥珀』というフレーズがあったり、「トラウマの耳たぶ」という楽曲もあります。

 

隠した宝の地図はどこにもない Another heaven??

サビのところです。

ゆかりんの歌い方がもっとも激しく乱高下するところです。

吐き捨てるような「どこにもない」と、もはや見つからずに開き直ったかのような「Another heaven??」の、ゆかりんの妖艶な雰囲気がたまらなく素敵です。

 

隠れたあたしの胸の隙間に夢を数えて このままどこかへ…

2番のサビのところです。

「このままどこかへ…」のあとに、エフェクトの掛かったコーラスがあり、呪文となっています。

『儚いくらい』のように聞こえますが、ハッキリとは分かりません。気になります…。

 

 

「Traveling with a sheep」が良い曲であるポイント

  • メルヘンな歌詞と対照的に、少し妖艶にも感じるエネルギッシュな歌い方のギャップ
  • 独特なフレーズの言葉の面白さ
  • サビの部分に感じる、甘いフレーズに見え隠れする「激情」のようなもの

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。